ブラジルは南米最大の経済大国です。 大陸の約半分を占める国土と、世界第7位となる2億人を超える人口をもち、鉄鉱石、ボーキサイト、ニッケル、マンガン、大豆、サトウキビなどさまざまな資源に恵まれている――。 その潜在力は、計り知れません。ブラジ ...
ドイツは世界有数の先進工業国であり、貿易大国です。 高度な技術力をもち、生産効率も高く、「EUのエンジン」と呼ばれています。 2010年代半ばにはEUで「独り勝ち」と評価され、23年の名目GDP(国内総生産)では日本を抜いて世界第3位に浮上 ...
経済成長の著しい東南アジアにおいて、とくに有望視される国の一つがベトナムです。 ベトナムの一人当たりGDP(国内総生産)は2010年代から年率5〜7%の高成長を維持。コロナ禍では2%台に低迷したものの、22年にはⅤ字回復して8%、23年も5 ...
東南アジアでは、インドネシアも注目に値します。 2010年代には5〜6%台の安定したGDP(国内総生産)成長率を維持。 2040年代にはGDPで日本を抜くとみられています。人口・資源大国インドネシアの経済成長戦略インドネシア経済のさらなる成 ...
グローバル化が進み、世界各地で移民が活躍する時代になりました。 中国系(華僑)、ユダヤ系、インド系(印僑)など、さまざまな移民がいますが、最も多くの移民を送り出しているのはインドだといわれています。 インド政府の統計によると、印僑は2世、3 ...
ロシアとウクライナの戦争がはじまってから2年以上が経過しました。 現在はウクライナの消耗が激しく、ロシア優位で停戦するのでは、という見通しもなされています。 欧米主導の経済制裁が科されているにもかかわらず、なぜロシアは戦局を優位に展開できる ...
その時代に政治・経済・軍事的に最も強い力をもち、覇権を握っている国の通貨が基軸通貨とされる傾向があります。 人民元をデジタル化して普及させようとしている、中国政府の最終的な狙いとは?人民元をデジタル化する中国外貨準備の通貨別割合デジタル人民 ...
世界第2の経済大国となった中国は、一帯一路という巨大経済圏構想を進めています。 習近平国家主席が掲げる構想のスタートから10年。 一帯一路の光と闇にせまります。巨大経済圏構想の裏にあった罠沿線国の対中貿易額一帯一路構想へG7唯一の参加国も離 ...
香港は今でこそ中国の一部となっていますが、19世紀後半から20世紀末までは中国とは別の道を歩んでいました。 中国化が話題となっている香港の経済の変遷とは?香港返還後に逆転した中国との力関係中国本土色に染められていく香港の経済中国に取り込まれ ...
268万%ものハイパーインフレが起こった中南米。 凄まじすぎる物価上昇が中南米で発生しやすい理由とは?ハイパーインフレを引き起こしやすい中南米経済の特徴中南米経済のインフレ体質中南米のハイパーインフレは国の失策も絡んでいる中南米のインフレ状 ...
広大な国土を有するロシアは、世界最大級の資源大国です。 石油・天然ガスなどのエネルギー資源から小麦やトウモロコシなどの食料資源まで、膨大な生産量を誇ります。 そのロシアの資源に頼り切っていたヨーロッパ諸国は、2022年2月のウクライナ侵攻に ...
日本は第二次世界大戦で負けましたが、戦後に「奇跡」といわれる経済成長を果たし、1968年に世界第2の経済大国となりました。 その日本と同じく、朝鮮戦争による南北分断を経て、60年代半ばから「漢江(ハンガン)の奇跡」と呼ばれる急成長を遂げたの ...